倉敷・総社・玉野・早島・岡山その他の地域情報をお届け

KCTニュース

月~木/17:00~17:30 他

月~木/17:00~17:30 他

総社中央小学校「わら・竹・紙細工」を高齢者から学ぶ

正月飾りや竹、紙を使った古くから伝わる工作を地域の高齢者から学ぶ行事が、総社中央小学校で開かれました。

参加したのは、5、6年生の児童およそ120人です。
学区内の老人クラブ井尻野和楽会のメンバー12人と地域ボランティア11人が指導にあたりました。
児童は5つのメニューから作りたいものを選びます。
このうち正月飾りづくりでは、井尻野和楽会のメンバーが、8月に穂が出る前の稲を青田刈りした藁を使います。
挑戦するのは、シンプルな三つ編み飾り。
作り方を高齢者が説明しますが、初めての経験で子どもたちは悪戦苦闘です。
地域の人たちから丁寧なアドバイスを受けながら、子どもたちは堂々としたお飾りを完成させました。

こちらは竹細工。
紙鉄砲づくりが行われました。
材料は、高梁川の河川敷に生えていた青竹。
使い慣れないノコギリで、竹の長さを整えます。
玉は、濡らしたティッシュペーパー。
これを丸めて、竹に詰めて遊びます。
10メートル以上飛ばす児童もいました。
玉を遠くに飛ばすには、竹の長さがポイントだそうです。
子どもたちはより遠くに飛ばそうと、竹でできた鉄砲を改良するなどして楽しみました。

こちらの教室では、お手玉づくりに挑戦していました。
針に糸を通して、布を縫うところからスタートです。
そこに小豆を入れて縫い合わせると出来上がり。
お手玉の腕前もなかなかです。
こちらは、牛乳パックを使った紙細工です。
包み紙でラッピングすれば、かわいい小物入れが出来上がりました。
デザインは子どもたちが思い思いに考えました。

この行事は、児童が日本の伝統文化に親しむとともに、地域の人とふれあいを深める目的で、およそ40年前から続いている伝統行事です。今年は新型コロナの影響で4年ぶりの開催となりましたが、90代の高齢者を含む井尻野和楽会のメンバーと児童が、和気あいあいと楽しんでいました。

KCTニュース動画

  • 放送日:2023/12/13(水)
  • 担当者:六路木 謙治
おすすめ記事
【倉敷周辺イベント情報】今週末のおでかけ、どこに行く?
児島商工会議所で新年互礼会
一年の無病息災願う 総社で「七草がゆ」のふるまい
倉敷市立美術館 企画展「変貌する風景」
倉敷周辺のおすすめ紅葉スポット
早島町観光センター   新春恒例もちつき大会
来月開催 総社市災害ボランティアセンター設置演習
倉敷市「二十歳の集い」

Copyright (C) KCT Co.,Ltd. All Rights Reserved.

JASRAC許諾番号:5770546002C21040