早島町議会12月定例会は最終日、物価高騰対策として2歳児までの保育料を1ヵ月分無料にするなどの追加補正予算案を執行部が提案し、可決されました。
12月の追加補正予算案の総額は、一般会計で1億217万円となっています。
国の臨時交付金を活用するもので、歳出の主なものでは、0歳、1歳、2歳児の保育料を1ヵ月分無料にする経費に、515万円を計上します。
保育料無償化は、佐藤博文町長が今年の町長選挙で公約に挙げていたもので、まずは来年2月の1カ月限定で、実施することにしました。
また、65歳以上の高齢者およそ3500人に一人当たり3000円を給付する費用として、1108万円を充てました。
住民税非課税のおよそ1200世帯に7万円を給付する事業(8400万円)とあわせて、1月から支給する予定です。
本会議では、宮山グラウンドに人工芝を敷き、更衣室やミーティングルームを備えたクラブハウスを設置するとした寄付をファジアーノ岡山の運営する会社から受けることや、1月から3月の幼稚園・小中学校の給食費無償化の費用などを計上した一般会計補正予算案など15議案も一括して審議し、すべて全会一致で可決しました。