岡山県立倉敷まきび支援学校が創立10周年を迎え、きょう(20日)記念式典を行いました。
式典には、児童生徒と教職員、来賓をあわせて約500人が出席しました。
梶谷淳子校長は、10周年の節目を祝うとともに、児童生徒へ呼びかけました。
また、高等部の生徒代表もあいさつに立ち、これからの決意を語りました。
県立倉敷まきび支援学校は、倉敷市や総社市をはじめ、県西部地域の児童生徒数増加を受け、2014年4月に開校。
知的障がいと肢体不自由2つの部門に、小学部・中学部・高等部が設置され、今年度は331人が通っています。
2018年7月の豪雨災害で校舎が水に浸かる被害を受けましたが、地域の支援を受けながら、この日を迎えました。
式典では、節目を記念して作った学校のイメージキャラクターを発表しました。
児童生徒が考えた中から、高等部2年の津川雄琉さんのアイデア「たけにゃん」「たけぴょん」が採用され、表彰されました。
キャラクターは10周年記念のマスキングテープにしたほか、今後は学校のパンフレットや生徒の作業製品などに活用する方針です。
この日は式典にあわせて音楽演奏会を開きました。
元総社南高校校長で倉敷まきび支援学校の校歌を作曲した太田茂樹さんと教職員が、楽器や歌でメロディーを奏で、子どもたちを喜ばせました。