特殊詐欺被害未然防止に向け、倉敷市内のコンビニエンスストアで店員を対象にした声掛け訓練が行われました。
訓練はローソン倉敷沖店で行われ、架空料金請求詐欺に狙われている人に扮した警察官が電子マネーを購入しようとしたところ店員が声をかけ、被害を未然に防止しようとするものです。
店員が購入をとめようとするもののなかなか引き下がりません。
一度目の訓練を終えた後、警察官によるフィードバックが行われ、詐欺の可能性がある場合躊躇なく警察に通報することや、警察から依頼を受け声をかけていると伝えること、県警が制作した詐欺を注意するシートをみせながら話すことなどをアドバイスし、二度目の訓練で実践しました。
声掛け訓練は、架空料金請求詐欺の水際対策として、コンビニエンスストアの店員に声掛け方法を習得してもらい防犯意識の向上を目的に倉敷警察署が実施しました。
特殊詐欺の被害総額は、倉敷警察署管内で前の年から440万円増えて4410万円、県警管内では2億700万円増加の4億9100万円となっています。(今年1月~11月末時点)