倉敷市船穂町柳井原地区に堤防沿いの新しい道路が完成し、25日の開通を前に地域住民が歩き初めしました。
完成したのは、倉敷市船穂町柳井原から真備町川辺を通る約2kmの歩行者・自転車専用道路と、県道下原船穂線のバイパス部分760mの区間です。
小田川と高梁川との合流部分を約4.6km下流へ付け替える工事にともない、柳井原貯水池の堤防を整備する一環でできた道路です。
歩行者・自転車道は幅7mで、新しい小田川の流れを見ながらゆったり通れます。
また、県道のバイパスは柳井原小学校の交差点からも入れるようにして、小学校付近の安全性向上も期待されます。
きょう(23日)は、25日午前10時の開通を前に、地元住民へ道路を開放しました。
住民は工事による柳井原貯水池の変化などを確認しながら、広々とした新しい道路を歩きました。
また、県道のバイパス部分はきょうに限り、自転車やスケートボードも開放し、子どもたちが思い思いに楽しんでいました。
完成記念イベントではスタンプラリーが行われました。
バイパス道路の端から端まで歩いた住民に、温かい豚汁が振舞われました。
イベントには堤防道路の整備に携わった工事業者も参加し、住民をもてなしました。
また、高所作業車が登場。
12mの高さから新しい道路を見学です。
ダイナミックな光景を目に焼き付けていました。
なお、小田川と高梁川の合流点付け替え事業は、今年度末の完了を目指しています。
現在工事の進捗率は90%となっています。