16歳以下の選手による水球の全国大会「桃太郎カップ」が、倉敷市で開幕しました。
男女あわせて32チームが出場し、熱戦を展開しています。
男子の競技会場である倉敷市屋内水泳センターでは第1試合、岡山県選抜チームが京都府選抜と対戦しました。
今年のチームは守りが強みの岡山は、去年この大会で優勝した京都に序盤から攻められます。
岡山はたびたびシュートを放つも、相手キーパーに阻まれ、思うように得点できず、前半を折り返します。
「水上の格闘技」ともいわれる水球ならではの激しい競り合いを制してチャンスを作る岡山は、第3ピリオドで強豪の京都に1点差まで詰め寄ります。
しかし最後は京都の攻撃力が上回り、岡山は惜しくも初戦の勝利はなりませんでした。
岡山はあす25日の試合に望みを繋げます。
1ブロック4チーム総当たり戦の予選はあすまで行われ、各ブロック上位2チームが26日からの決勝トーナメントに進みます。
決勝戦は27日です。
また試合に先立って、桃太郎カップポスターコンクールの表彰式が行われました。
日本水泳連盟の鈴木大地会長から、最優秀賞に選ばれた水島中学校の若林美伽さんはじめ3人に表彰状が贈られました。