総社市の阿曽地区で正月飾りなどを焼くとんどまつりが行われ、地元の子どもたちが地域住民と交流しました。
とんどまつりには地元の阿曽小学校と阿曽幼稚園から児童・園児あわせて約60人が訪れました。
子どもたちははじめに、とんど焼きが正月飾りや松飾りを無病息災を願い燃やすことや地域によって呼び方が違うことなどとんど焼きの意味や由来を学びました。
そして、書初めを燃やして高く舞い上がれば字が上手になるといういわれがあることにあやかり、児童は冬休みの宿題で書いたもの、園児は自分の名前を書いたものを入れて燃やしました。
やぐらから火が上がると子どもたちは願いを込めながら空高くまで立ち昇る煙を見送りました。
また、とんど焼きの火で焼いたものを食べると1年間病気にならないといわれています。
子どもたちは竹の先につけたみかんを焼いて食べたり、地域住民からふるまわれたぜんざいを美味しそうに頬ばっていました。
とんどまつりは地域交流を目的に総社市東公民館阿曽分館が地元住民と協力し昨年から開いています。