玉野市用吉にある障がい者支援施設で新たな試みが始まっています。
それはカラフルに壁を彩る壁画アートです。
玉野市の荘内市民センターにある玉野市児童発達支援センターに入ってみると、カラフルに彩られた壁が広がっていました。
この壁画アートは東京都を中心に活動している壁画ペインターのすまあみさんが手掛けています。
今はこんなにも華やかな壁ですが元々は灰色でどんよりとした雰囲気の廊下が続いていました。
そこで施設に通う子どもたちの感性を育めるような明るい雰囲気の廊下を作ろうと施設の職員がすまあみさんに壁画アートを依頼し、去年12月から取り組みがスタートしました。
壁画アートのテーマは「冒険」。
横19メートル縦2・5メートルの北側の壁は玉野市の海をイメージしていて、まるで海中にいるかのような絵が広がっています。
また、南側の壁には子どもたちに夢をもって羽ばたいてほしいという願いを込めて宇宙をイメージした絵が描かれます。
きょう(12日)はその南側の壁に子どもたち2人がアートのお手伝いをしました。
子どもたちもこの表情です。
すまあみさんにとって岡山県で壁画アートを描くのは今回が初めてです。
現在アートは6割ほど完成していて、今年度末までの完成を予定しています。
※壁画アートが完成するとお披露目会をする予定(完成日未定)