南海トラフ地震を想定し、水島コンビナートの事業所と県や市の防災関連機関が図上防災訓練を行いました。
訓練は 南海トラフ地震により倉敷市で震度5弱から6強の 揺れが発生し倉敷市の水島コンビナートの事業所で重油やトルエンといった危険物が流れ出た、という想定で行われました。
訓練には水島海上保安部や倉敷市消防局などの防災機関と中国電力といった事業所9団体が参加しました。
水島コンビナート地区では巨大地震が発生した場合、危険物施設が破損して危険物が流れ出たり施設内で火災が発生する危険性があります。
今回の図上訓練では危険物が流れ出た時の対応をスムーズに行えるよう市や警察署との連絡系統を見直し各機関との連携を確認しました。
そのほか、地図や資料を有効に使った情報収集の方法も確認しました。
各事業者は今回の訓練を受けて自社の防災マニュアルの見直しに役立てるということです。