岡山県の特産白桃を加工する際に出る皮を使った新たな商品を倉敷鷲羽高校の生徒が開発しプレゼンしました。
プレゼンを行ったのは食に関する知識や技術を学ぶ倉敷鷲羽高校の普通科食物コースの2年生31人です。
今回のプレゼンでは白桃を加工する際に破棄されてしまう皮を使った商品を考案しその販売方法についても提案します。
白桃の皮は、香りが良い上に食物繊維やポリフェノールといった体に良い成分も多く含まれていて、特に岡山の白桃は皮が薄くて柔らかいため丸ごと食べられます。
しかし、繊維質が口に残るのが課題で白桃の香りを残したままいかにおいしく食べられるかがポイントとなります。
生徒たちは、6つの班に分かれ約1カ月かけて考案した商品を提案していきました。
こちらのグループが提案したのは桃の皮とパスタのコラボです。
この他にもプリンやマリトッツォなどのスイーツからチーズや焼肉のたれといった一風変わったものまで破棄される桃の皮を有効に使うアイデアが出されました。
この取り組みは、倉敷市浅原にある桃の加工業者「Farm Products Design」の企画で行われました。
「Farm Products Design」では桃の廃棄ゼロを目指すプロジェクトを2年ほど前から行っていてその足掛かりとしてまずは、皮の有効活用について考えてきました。
今年からは、桃の皮を使ったクッキーを販売する予定ですが更なる活用の方法を探していこうと高校生とのコラボを企画しました。