早島町が新年度に、町役場の大規模な組織改正を行うことが決まりました。
きょう(9日)開かれた臨時議会に、役場の部署に関する条例の改正案が執行部から提案され、議会で可決されました。
現在早島町役場には教育委員会を除き、総務課、町民課、出納室など大きく9つの部署があります。
今回の組織改正で、統合や分離、新設を行って11の部署になります。
新たに設ける整備計画課では、総務課で行っていた早島駅周辺整備などを担います。
健康福祉課が行っていた子ども関連の業務は、新しく設置したこども未来課に移します。
税務課と出納室を統合して税務会計課にするほか、部署が分散していた農林商工業の業務をひとまとめにした産業課を設けます。
今回の組織改正は、去年8月に就任した佐藤博文町長の肝いりで、職員の働き方改革の面でも効果を期待しています。
早島町役場によると、組織改正は9年ぶりで今回のような大規模な組織改正は過去25年で記録にありません。
新しい組織は、4月1日から施行されます。