倉敷市にある琴浦東小学校の子ども達や地域住民が学区内にある岩獄山に登るイベントが今年も開催されました。
岩獄山は、琴浦東小学校の東に位置する標高169.7メートルの山です。
瀬戸内海と山に囲まれた琴浦東小学校の校歌には「王子が岳」、「仙随山」と並び「岩獄山」も登場し60年ほど前までは「岩獄山」登山が学校でも行われていました。
しかし近年は、この「岩獄山」に登ったことのない児童が多くいることから琴浦東コミュニティ協議会の企画で2016年から「岩獄山」に登るイベントが開催されています。
今年の「岩獄山」登山には琴浦東小学校の児童や地域住民などおよそ70人が参加しました。
参加者は琴浦東小から山頂へと続くおよそ2キロの道のりをコミュニティ協議会の先導で進んでいきます。
見晴らしの良い休憩スポットや地元の人たちから「しし岩様」の愛称で親しまれるお堂など山の中の名所を発見しながら進むことおよそ30分。
遂に頂上に到着です。
今日は、曇り空でしたが頂上からは、瀬戸内海に浮かぶ島々や瀬戸大橋に加え子どもたちが暮らす田の口や唐琴の景色を眺めることができます。
参加者は、自分の家や学校を探したり写真を撮ったりしながら頂上からの眺めを楽しんでいました。
琴浦東コミュニティ協議会ではこの「岩獄山」登山の他にも昔遊び教室や新年のお飾り作りなどのイベントを開催しています。