先月(1月)ボクシングで世界王座を獲得したユーリ阿久井政悟選手が母校の倉敷市の中学校と高校に凱旋しチャンピオンになったことを報告しました。
ユーリ選手は13年ぶりに中学時代を過ごした倉敷市立北中学校を訪問し在校生約650人に拍手で迎えられました。
倉敷守安ジムに所属するユーリ阿久井 政悟選手は先月行われたボクシングWBA世界フライ級タイトルマッチで無敗の王者に判定勝ちし岡山県内のジムで初となる世界王者のベルトを手にしました。
在校生からはお祝いの言葉が贈られました。
「世界チャンピオンになったと聞いた時には喜びと感動で胸がいっぱいになりました。私たちもユーリ阿久井選手のように目標に向かって頑張っていきたいと思います。」
北中学校ではタイトル戦の前にユーリ選手を応援しようと生徒有志がメッセージを書いた応援幕作りユーリ選手へ直接手渡しエールを送ってきました。
凱旋報告会でユーリ選手はその感謝気持ちも伝えました。
「みなさんの応援のおかげで世界チャンピオンになることができました本当に強いやつはどこにいたって世界チャンピオンになるし成功するみなさんもこれから大変なことがあると思うけど夢を叶えられるように頑張ってください。」
そしてユーリ選手はシャドーボクシングでチャンピオンの技を披露しました。
またユーリ選手は母校の倉敷翠松高校にも凱旋し世界王者の獲得を全校生徒へ報告しました。
学校からはこの偉業を称え学園栄誉賞が贈られました。
倉敷翠松高校で学園栄誉賞が贈られるのは、2010年バンクーバーオリンピック銅メダルの高橋大輔さん、2014年ソチオリンピック出場の町田樹さんに続き、3人目です。
ユーリ阿久井選手への質問タイムもあり、生徒から次々と手が上がりました。
Q.ボクシングを始めた理由は?
A.「父と伯父がプロボクサーその姿を見ていたので自分もいつかやりたいと思って実は中学に行くまではサッカーをやっていた」
「みなさん歓迎してくれいる雰囲気が伝わってきました地元のみなさんの支えのおかげで獲れたチャンピオンベルトだと思っているのでこれを守り続けて強くなっていきたい。」
ユーリ選手は今年の5月頃にこのタイトルの防衛戦が控えていてそこに向けて練習に励みます。




