倉敷市消防音楽隊による市民ふれあいコンサートが5年ぶりに開かれ、来場者に火災予防を呼びかけました。
5年ぶりに開かれた「市民ふれあいコンサート」には1000人を超える来場者が訪れ、倉敷市消防音楽隊の演奏に耳を傾けました。
このイベントはコンサートを通じて市民に火災予防や防災意識を高めてもらおうと平成13年から開いていて、今年で21回目です。
現在35人のメンバーがいる倉敷市消防音楽隊は昭和46年に県内で最初の消防音楽隊として発足しました。
ほとんどが音楽未経験者ですが、ステージやイベントに向け週一回の練習で腕を磨いています。
イベントでは「風のプロフィール」や「ふるさと」など10曲を披露し、会場に美しい音色を響かせました。
また、火をモチーフにしたキャラクター「ひもとん」と家庭用火災報知器になりきった「住警器マン」でラップバトルを繰り広げ、家庭用火災報知器の設置や点検を呼びかけました。
ステージには倉敷市を中心に活動している「GuardTeam“Soleil”」と「真備かなりや認定こども園幼年消防クラブ」も出演し、可愛らしいダンスとリズミカルな演奏で会場を沸かせました。
ステージの他にも消防クラブの子どもたちが描いた防火ポスターを展示するコーナーなども設けられ、市民の防火意識の向上を図りました。