総社市は、引きこもりや障がい者の支援充実に向け、大阪を拠点に活動する支援団体と連携協定を結びました。
総社市が協定を結んだのは、大阪府を拠点に引きこもりや発達障がいなどで生きづらさを感じる人の就労をはじめとした社会とのつながりを支援する「ひとりぼっちにさせへんプロジェクト」です。
締結式には、片岡聡一総社市長とプロジェクトの代表理事で弁護士の田村健一さんが出席し、協定書に署名しました。
この協定の締結によって、引きこもりや障がい者に関するそれぞれの取り組みで連携するほか、講演会などを開いてノウハウを共有し総社市の職員や市内の支援団体の人材育成に繋げます。
また、相談者の要望に応じて総社市内外の求人情報なども連携したいとしています。
総社市には、推定約600人の引きこもりの人がいると見られています。
市はこれまでに84人の社会参加を支援してきましたが、今回の協定をきっかけに活動の幅を広げ、更なる支援充実を目指します。
ひとりぼっちにさせへんプロジェクトが岡山県内の自治体と協定を結ぶのは、総社市が初めてです。