あす(24日)から倉敷市内5つの地区でひな人形を飾る「倉敷雛めぐり」がはじまります。
児島地区では一足早くきょう(23日)から開幕し、児島ならではのお雛様が並んでいます。
児島地区の会場の一つ野﨑家別邸迨暇堂では100畳の大広間に市内外から寄せられた約600体のひな人形が展示されています。
ひな人形は大正から平成までの様々な時代のものが集まり、着物を胴体の溝に押し込んで作る「木目込み人形」や京都の寝殿を模した「御殿雛」など豪華で貴重なものばかりです。
そして、今回初披露となる昭和28年に作られた御殿雛や平置きでずらりと並んだひな人形の行列も見どころです。
また、児島塩生の宇頭間金濱自治会館では吊るし雛をメインに約8000体が展示されています。
金魚や花といった動植物や今年の干支の「辰」など様々で、どれも地域住民の手作りです。
中には、児島デニムを使った吊るし雛もあり児島らしさを感じることができます。
児島地区の雛めぐりは来月10日(日)まで行われます。