総社市議会2月定例会が開会し、過去最大規模となる新年度当初予算案を含む36議案が提案されました。
新年度、令和6年度当初予算案の一般会計は358億2000万円で、前年度に比べ54億円増加し、3年連続で過去最大の予算規模となっています。
新年度は6億円あまりの「人口増パッケージ」と銘打った3つのジャンルの支援に力を入れます。
「総額約6億円の人口増パッケージとして結婚・出産支援、次に子育て支援、地域力向上の3つのカテゴリーに分けております。
総社市をさらにもう一段引き上げるために未来に投資する大胆な予算編成を行っているところでございます。」
「結婚・出産支援」では、子どもが生まれた家庭へおむつ半年分を贈呈する事業に1500万円、婚活イベントの開催に関する経費に100万円を盛り込んでいます。
「子育て支援」では、新年度から中学校の給食費を無償化する経費に1億4700万円、認可外保育施設6ヵ所を助成する経費に900万円などを計上しています。
また、空き家の利活用を促進する空き家対策事業や生活道路の補修費などが地域力向上に向けた経費に充てられています。
そのほか、2025年3月完成を目指す新庁舎の建設事業に59億9200万円、4月に開校される昭和五つ星学園義務教育学校の経費に3800万円などが提案されています。
総社市議会2月定例会は来月4日から一般質問が始まり、21日に閉会する予定です。