早島町議会3月定例会が開会し、初日は執行部から町立児童館を3月末で閉館する条例改正案など26議案が提案されました。
早島町児童館は、留守家庭児童会、いわゆる放課後児童クラブを併設しています。
児童クラブは定員195人ですが、これ以上の受け入れが難しい状況です。
町は児童館のスペースを児童クラブに割り当て、定員を30人増やす計画です。
このため、早島町の児童館は3月末で閉館。
児童館の機能は、去年10月にオープンした民間事業者が運営する児童プラザに託すとしています。
きょう開かれた議会では、児童クラブと児童館に関する条例改正案の提案がありました。
議員は、佐藤博文町長が選挙で「町立児童館廃止を白紙に」「児童クラブの過密解消」をそれぞれ公約に掲げていたことなどに触れ、見解をただしました。
「留守家庭児童会(児童クラブ)の定員超過待機児童を出さないために最良の方法を選択させていただいた」
このほか、佐藤町長の公約だった早島町の国民健康保険料の引き下げも提案されました。
新年度は均等割りで一人当たり4000円引き下げます。
また、町議会議員の給料引き上げに関する条例も提案され、きょう(28日)全会一致で可決されました。
4月から町議会議長と副議長、それに議員の給料を1カ月当たり一律2万円引き上げ、新たに委員会の委員長は5000円上乗せします。
あす(29日)は新年度予算案などが提案され、佐藤町長が所信を表明します。
閉会は3月18日の予定です。