16年ぶりに冬の渇水で取水制限が行われていた高梁川水系について、岡山河川事務所は、平年並みのダム貯水量に戻ったとして、きょう(28日)午後5時で取水制限を解除しました。
高梁川水系では、例年より雨が少なかった影響で、去年11月14日から上水道で2%、工業用水で5%、農業用水で20%カットする取水制限を実施していました。
岡山河川事務所によると、高梁川水系6つのダムの貯水率は11月14日で41.7%と平年から31ポイント低下していました。
12月上旬には35%まで下がりましたが、今年1月中旬から雨が多く降ったことから、2月上旬に60%、2月下旬に平年を上回りました。
(29日午前9時82.1%)そのため、取水制限を解除することを、きょう(28日)開いた渇水調整会議で決めました。
高梁川で冬の時期に取水制限が行われたのは、2007年12月から1月にかけて以来で、今回は約4カ月にわたって制限が続きました。




