総社市は、女性職員にセクシャルハラスメントとパワーハラスメントを行っていた40代の男性職員を懲戒処分にしたと発表しました。
6ヵ月間給料を10%カットする懲戒処分にしたのは、総社市役所の市長部局に所属する40代の男性係長です。
市によると男性係長は、一般職の女性職員に対して、体に触れたりするなどのセクハラ行為をしていました。
また、職場の地位を利用して、パワハラに当たる不適切な発言もしていたということです。
詳しい内容は、二次被害を防ぐため公表していません。
去年4月に女性職員が上司に相談して発覚したもので、市は弁護士を交えて調査し、内部の審査会で処分を決めました。
片岡聡一市長は「職員がハラスメント行為を起こしたことは誠に遺憾であり、市民の皆様の信頼を回復できるよう最大限努めてまいります」とコメントしています。
市は近く職員研修などを行い、再発防止に努めるということです。