ホタルの飛び交う地域にしようと総社市の山手地区を流れる大溝川に地元の児童がホタルの幼虫を放流しました。
ホタルの放流式にやってきたのは山手小学校5年生の児童約80人です。
式では、市の職員がホタルの飼育現状や放流する大溝川の環境などについて説明した後、代表児童がゲンジボタルの幼虫1000匹とエサとなるカワニナ200匹を放流していきました。
大溝川はかつて多くの場所にホタルが生息していましたが川の水質や護岸工事などの影響で羽化できる場所が減り、最近はほとんど見られなくなっています。
そこで、総社市環境水道部がホタルの飛び交う風景を取り戻そうと地元の児童を招いて去年からこの取り組みを行っています。
放流したホタルは5月下旬から6月初旬に鑑賞できそうで去年は7~8匹ほどだったため、今年は30匹以上の羽化を期待しています。