老朽化の影響で新設工事が進んでいた倉敷中央斎場が完成し4月から供用が開始されます。
新しい斎場は鉄筋コンクリート造2階建てで延べ床面積約4000平方メートルです。
同じ敷地内に建て替える形で工事が進められ総事業費は約38億円です。
来月1日からの供用開始を前に地元町内会の関係者などへ施設の説明が行われました。
新しい中央斎場は告別・収骨室を7室備えています。
石材を使って重厚な空間を作り抹香入れには倉敷ガラスが採用されています。
火葬炉は13基設置され、1日最大28件までの火葬に対応できるようになりました。
これまでは最大17件また、これまで有料だった待合室が無料になっていて新たに7室増えて13室備わっています。
そのほか、新たにキッズコーナーやカフェカウンターなども設置されました。
倉敷中央斎場ではこれまで年間3500件の火葬が行われていますが、高齢化の進展で2040年には5500件までのぼると見込まれています。
今回新しくなった中央斎場のほかに現在倉敷市には 児島・玉島・真備の3つの斎場があります。
倉敷市では今後利用頻度やコスト面の観点から児島・真備を廃止して中央斎場と玉島斎場の2斎場体制での運用を計画しています。
倉敷中央斎場は来月1日に供用を開始します。