倉敷市の豊洲地区で市中心部へ向かうコミュニティタクシー「トヨタク」の試験運行がきょうから始まりました。
きょう、地域住民や関係者が参加し出発式が行われました。
豊洲地区の住民で運営するコミュニティタクシー「トヨタク」です。
導入されるのは市内10地区目できょうから試験運行が始まりました。
タクシーは地区内の住宅地周辺に設けられた19カ所の停留場から乗車場所を予約し利用します。
予約のあった停留所を経由し倉敷駅や市中心部にあるスーパーマーケット病院、郵便局など14カ所に向かいます。
JR倉敷駅、倉敷中央病院、マルナカ倉敷駅前店、コスモス倉敷駅前店、倉敷郵便局、金光薬品など料金は600円で65歳以上の人や障がいのある人は証明書(障がい者手帳、マイナンバーカード、運転免許証)の提示で500円で利用できます。
(小学生300円 未就学児無料)
タクシーは1日に4便運行し、利用するには最初の便は前日の8時まで、それ以外の便は出発の1時間前までの予約が必要です。
■行き(1)9:00(2)11:00
■帰り(3)13:00(4)16:00
豊洲地区は、住宅地から最寄りのバス停まで距離があることや、勾配の多い地区であることから市中心部への移動が難しい高齢者の利用が期待できます。
試験運行は6月末まで行われ、1便あたり1人から2人以上いれば本格運行として運行を継続していく考えです。