西日本豪雨災害から今年7月で6年が経ちます。
少しずつ復興に向かっている倉敷市真備町で地元住民などが集うイベントが開かれ、多くの人で賑わいました。
倉敷市消防音楽隊の演奏で幕を開けた「まびフェス」。
オープニングセレモニーでは200個のバルーンリリースも行われ、華やかに始まりました。
このイベントは西日本豪雨災害から少しずつ復興に向かって歩みを進めている倉敷市真備町をみんなで喜び合い、笑顔になってもらおうと初めて開かれました。
イベントには4つの会場が設けられ、室内のステージでは3歳から大学生約110人でつくる倉敷児童合唱団や吉備真備太鼓などによる演奏が行われました。
また、飲食ブースには焼き鳥や牛くしなど23の店舗が並んだほか、はたらくくるまコーナーでは6台の救急車両を展示。
中には全国で12台、中四国で1台しかない石油コンビナート火災などで活躍する2台で1組の車両も並び、訪れた人たちは乗車するなど貴重な体験をしていました。
このイベントは岡山と鳥取からなるライオンズクラブ国際協会336—B地区が主体となって行いました。
会場には能登半島地震の支援金を募る募金箱も設置されました。
1000台以上用意していた駐車場は満車になるなどイベントには多くの人が訪れ、真備町を盛り上げました