岡山と山陰を結ぶ特急『やくも』の新型車両が、きょう(6日)から運行を開始しました。
岡山駅のホームに約40年ぶりに生まれ変わった特急「やくも」。
新型車両「273系」は、島根県の宍道湖の夕陽やたたら製鉄をイメージしたオリジナルのブロンズカラーの車体となっています。
乗り心地向上のためカーブで自動的に車体を傾ける機能が搭載され、乗り物酔いを抑える効果も期待されています。
出発式が行われたJR岡山駅には多くの鉄道ファンが訪れ、新型やくもの運行スタートを祝いました。
また、JR倉敷駅では新旧やくもをデザインしたオリジナル缶バッジを500個用意し、やくも号の利用者へプレゼントしたほか、伯備線のホームのゴミ箱を新型やくものブロンズ色で装飾するなど、運行開始を記念したおもてなしが行われました。
特急「やくも」の新型車両は今後、1日15往復のうち6往復で運行されます。
なお、6月15日からは全ての運行が新型車両で行われるということです。