玉野市の中央公民館で活動する2つの絵画講座の合同作品展が開かれています。
この作品展は、玉野市の洋画家・山本佳子さんが講師を務めるUNO絵画教室とUNO人物画研究会が合同で年に1回行っているものです。
19回目を迎えた今回は、有志のメンバー17人による油彩や水彩を中心に75点が並びました。
作品は、講座で描いた静物画や人物画だけでなくそれぞれが地元や旅行先の風景を描いたものなどさまざまです。
両方の講座に参加している徳田文男さんは、お茶席で使われる風炉先屏風を使い、初めて屏風絵に挑戦しました。
ヘルマン・ヘッセの詩をイメージした水彩画で、霧の中を歩く様子を表現しました。
また、今回の出展者で最高齢85歳の大内光生さんは、人物画3点を展示しています。
講座でモデルを見ながら木炭でデッサンしたものを自宅に持ち帰り、油彩画に描き直しました。
リラックスした柔らかい雰囲気にこだわり、こちらの作品は2ヵ月ほどかけて仕上げました。
そのほかにも、メンバーの個性が光る力作を楽しむことができます。
UNO絵画作品展は、今月28日(日)まで玉野市立中央公民館ギャラリーで開かれています。