JR児島駅周辺の町並みをある場所に登って楽しむイベントが先月末に開催されました。
児島ジーンズストリートに高架を走る快速マリンライナー。
児島駅周辺を一望できるこの場所実は、児島市民交流センターの屋上なんです。
太鼓橋を模したドーム状の屋上が印象的な児島市民交流センターの交流棟。
その屋上に登れるイベントが先月27日と28日せんいフェスの開催に合わせ開かれました。
建物の高さは15m。
マンションの5階に相当する高さです。
交流棟屋上の開放はこれまで繊維祭の開催に合わせ行われていましたが新型コロナ対策でここ数年中止が続いていて今年、5年ぶりに復活しました。
2日間で2000人以上の人たちが登り、屋上からの眺めを楽しみました。
児島市民交流センターの交流棟は瀬戸大橋の開通に合わせ1988年にオープンした架橋記念館を改装したもので屋上の太鼓橋をはじめ橋にまつわるものがたくさんあります。
近くの味野公園には、橋を模した11のオブジェが並んでいるほか建物内にある事務所も橋の中。
イタリアで幻の橋と言われているリアルト橋を再現したもので渡ることもできます。
さらに、今回解放した屋上の下=建物内の天井には絵が描かれています。
中世の日本では旅芸人やくぐつ師など全国を行脚する人たちが橋の下をすみかとしそこから日本庭園や歌舞伎が生まれたという話を再現したもので橋の下は技術や芸術の発祥の地であるということを現しています。
そんな児島市民交流センター交流棟の屋上開放はせんいフェスなど芝生広場でのイベント開催に合わせ今後も行われる予定です。