中国5県にある54市のトップが集まって倉敷市で会議を開き、国への要望などを議論しました。
岡山、広島、山口、鳥取、島根5県の市長が一堂に会する中国市長会の会議です。
去年5月から伊東香織倉敷市長が中国市長会の会長を務めていることから、20年ぶりに倉敷で年に一度の総会が行われました。
伊東会長は、「熱心に議論していただき、われわれの想いを東京はじめさまざまなところに届けていきたい」と
あいさつしました。
また、伊原木隆太岡山県知事も駆けつけ、中国5県の市長を歓迎しました。
会議では、先月就任したばかりの栗尾典子笠岡市長など、新たな顔ぶれが紹介されたほか、国への要望内容を審議しました。
中国5県の各市長会で挙げられた国への要望40項目を「防災・減災対策」「教育行政の充実強化」など10項目に取りまとめました。
これらは6月に行われる全国市長会へ提案し、国への要望につなげます。
伊東会長の任期満了に伴い、新たな会長に広島県福山市の枝広直幹市長が選ばれました。
任期は1年です。
また会議では、伊東倉敷市長を全国市長会の副会長に推薦することも決めました。