暑くなる時期を前に子どもたちの水の事故を防ごうと、玉野市で遊泳禁止を呼びかける立札の設置に向けた出発式が行われました。
「危ない」と記された遊泳禁止を知らせる立札。
今年度の設置を前に行われた出発式には、看板の設置や修繕を担うボランティア団体・玉野BBS会のメンバーや警察協助員など15人が参加しました。
式では、看板を製作した玉野市教育サポートセンターの寳藏光辰所長と玉野警察署の大饗彰典地域課長から玉野BBS会の原田晴久会長と秋山勝事務局長に立札が手渡されました。
40センチ四方の立札は、玉野市内の川や海沿い、ため池の周辺など約140ヵ所に設置されています。
水の事故が増える時期を前に毎年ボランティアが点検を行っていて、今年は市内東部の約70ヵ所を確認し、壊れたり紛失したりしている場合は、修繕や交換をします。
玉野市内では過去3年間で水難事故による死者はいませんが、おととし2件の事故が発生しました。
そのうち1件は、浜辺で遊んでいた子どもが海で溺れたという事故でした。
遊泳禁止の立札の点検や交換は、来月9日から行われる予定です。