今月、岡山大学の資源植物科学研究所で年に1度の施設の一般公開が行われました。
劣悪な環境でも育つ作物の研究などを行う岡山大学の資源植物科学研究所では地域の人たちに研究について知ってもらおうと毎年、施設の一般公開を行っています。
研究所が得意とする植物の遺伝やストレスに関する研究成果の展示が並んだほか様々な体験プログラムも用意されました。
こちらでは、顕微鏡を使って植物の細胞分裂を確認できます。
また、こちらの研究室では最大で1万倍まで拡大できる電子顕微鏡を使ってアリを観察します。
電子線で観察するため対象物に金をまぶす処理も見学し、拡大したアリを観察です。
この他、1600種類の麦などが育つ約2ヘクタールの圃場の見学ツアーが行われたほか研究所で採れた麦で作った麦茶の振舞いも行われ参加者は植物への理解を深めていました。