倉敷市児島塩生の本荘公民館でこの時期恒例の「ふれあい山野草展」がきょう(18日)から始まりました。
「ふれあい山野草展」は地域の園芸愛好家が集まった「本荘園芸同好会」が毎年 春と秋の年2回開いているものです。
今回は同好会の70代から90代の会員9人が丹精した約120点の作品が展示されています。
可憐な花をつけているコアジサイや「野バラ」など身近な山野草から、台湾や中国原産の「ハッカクレン」といった珍しい植物も並びます。
今年は春先の気温が高く、植物の管理が例年に比べ大変だったそうですが、水やりの回数や日光に当てる時間を工夫するなどし、どの作品も丁寧に仕上げられています。
こちらの植物は永田 省三さんが50年近く育てている「カリン」です。
盆栽としては大型の50センチ近いサイズでたわわな実をつけています。
盆栽のカリンが実をつけるのは大変珍しいそうで、貴重な姿を見ることができます。
このほか、自然の野山を表現した様々な寄せ植え盆栽などが披露され、訪れる人の目を楽しませていました。
「ふれあい山野草展」は本荘公民館の大会議室であす(19日)も開かれています。