船と港をテーマにした玉野市の大型イベントたまの港フェスティバルがきょうから宇野港一帯ではじまりました。
港フェスティバルに今年迎えた大きな船は、海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちはや」です。
全長は128m。
幅は20mあります。
船の中央には深い海に潜れる救難艇を積んでいます。
これを使って、沈んだ潜水艦の乗組員を救助するほか、航空機が海に墜落した時にも活動します。
24年前に玉野市の造船所で作られた船で、今回初めての「里帰り」です。
一般公開には朝から多くの人が詰めかけました。
玉野で初公開という潜水艦救難艦ちはやに乗り込んで、その大きさや機能、役割について乗組員から説明を受け、驚いている様子でした。
たまの港フェスティバルでは、船や海に関するイベントが盛りだくさんです。
海上保安庁の巡視艇や豪華客船、タンカーなど大型船の模型展示に、訪れた人は興味津々です。
カニやヒトデなど、瀬戸内の海の生き物に触ることができるタッチングプールには、子どもたちの歓声が響きました。
また、玉野のご当地グルメ「たまの温玉めし」をはじめ、日生のカキオコや笠岡ラーメンなど瀬戸内のグルメが大集合。
訪れた人は舌鼓を打っていました。
たまの港フェスティバルは、あす19日(日)も午前10時から午後4時まで開かれます。
なお、玉野競輪場に臨時駐車場を設け、シャトルバスで会場を結んでいます。
(臨時駐車場は有料)