能登半島地震で被災した石川県七尾市にボランティアの宿泊拠点として総社市が開設したテント村の活動報告会が行われました。
総社市は、今年3月24日から石川県七尾市の野球場にボランティアの活動拠点として、寝泊まりできるテント100張を設置しました。
地震によって、宿泊施設が使えなくなっていたためボランティアは、能登半島から離れた金沢市を拠点にしていましたが、このテント村の開設によって移動時間が短縮されより多くの活動ができるようになりました。
テント村の運営は、総社市をはじめとした7つの自治体で行っていて、きのう(22日)、共に運営を行った赤磐市と活動の報告会を開きました。
会では、今月21日までの約2ヶ月間で全国から4722人が利用し、ボランティア活動を行ったことやテント村がボランティア同士の情報交換の場にもなったことなどが報告されました。
七尾市のテント村は開設当初から暑さが厳しくなり始めるこの時期までと期間が決まっていて今月29日に閉村式を行い、今月中に撤去されます。
テントの撤去後、総社市は能登半島を応援する基金を立ち上げるなどして、引き続き支援を続けていく方針です。