総社市長良の排水機場に排水の機能を強化するため新たにポンプが増設され通水式が行われました。
総社市の長良排水機場で行われた通水式には市の関係者や地域住民などが出席しました。
新たに整備したポンプを運転し完成を祝いました。
長良排水機場ではこれまでポンプ1台で運用をしてきましたが2018年の西日本豪雨の時には堤防を隔てたところにある砂川への排水が追い付かず地区内の住宅が浸水しかけるなど排水に課題がありました。
総社市は排水能力を高めるためおよそ1億4000万円をかけて新たにポンプ1台を追加整備しました。
1台のポンプで1分間に25トンを排水する能力があり大雨の時には2台同時に稼働することができるほか排水機場での水位が91センチに達すると自動でポンプが起動する機能も追加しより防災力が高くなりました。
長良排水機場は長良地区のおよそ56ヘクタールの排水を担っています。