倉敷市連島町の酒造メーカーで、新酒の時期に合わせて酒蔵でピアノ演奏を楽しむコンサートが開かれました。
創業から今年で115年を迎える倉敷市連島町の渡辺酒造で開かれた酒蔵コンサートには、市内外からおよそ50人が集まりました。
演奏したのは、くらしき作陽大学の准教授で瀬戸内エリアで演奏会などを開くピアノ奏者の土居里江さんです。
渡辺酒造では、蔵開きの時期に合わせて酒蔵で音楽を楽しむコンサートを開いています。
新型コロナの影響で2020年から中止が続いていましたが、5年ぶりに復活しました。
演奏会では、新酒のフルーティーな香りや日本酒づくりに欠かせない水などを連想した曲が披露され、参加者は美しい音色に酔いしれていました。
渡辺酒造では、新型コロナの影響で宴会需要が低くなり売り上げがおよそ9割減少していましたが、現在はコロナ感染拡大前の半分ほどまで回復しています。
コンサートの後は、新酒の飲み比べが行われました。
今年から酵母が変わり、更に味わい深くなった日本酒を料理とともに楽しんでいました。