倉敷市の姉妹都市・オーストリアのサンクトペルテン市から留学生が訪れ、生け花を体験して日本文化に触れました。
倉敷市に訪れたのは姉妹都市・オーストリア共和国サンクトペルテン市のエレオノーラ・セシリア・シュタウディンガーさん(16)です。
エレオノーラさんはきのう(3日)倉敷市に到着し、2週間市内でホームステイをしながら日本文化を体験します。
きょうは、花を通じた国際交流に取り組む桑原専慶流の有志による生け花体験が行われました。
実際に花を生ける様子を見ながら説明を聞いた後は、いよいよ実践です。
花を生ける手順や長さの調整、空間の取り方などの手ほどきをうけ、初めての華道に挑戦しました。
生け花のあとは、着物を着付けてもらい、お茶の作法を体験しました。
倉敷市は、サンクトペルテン市との間で学生の相互派遣を2009年から行っています。
コロナ禍では中止が続き、今年は5年ぶりの再開となりました。
エレオノーラさんは今月16日まで倉敷に滞在し、倉敷市内の観光や高校への通学体験などを行います。