梅雨に入っての大雨災害に備えるため、倉敷市は関係機関と合同で土砂崩れが起こる可能性がある山の斜面などを点検しました。
この日は、倉敷市船倉町の小町トンネル付近にある山の急斜面で、倉敷市と岡山県、警察と消防の関係者あわせて9人が現地調査を行いました。
この場所は市内で392カ所ある土砂災害警戒区域の一つです。
のり面に亀裂が入っていないか、湧水が出ていないか、木が倒れかかっていないかなど、15項目のチェックリストをもとに現状を調査しました。
合同調査は、6月の「土砂災害防止月間」にあわせて毎年行っていて、今年は5月20日から市内の土砂災害警戒区域5カ所を点検しています。
先週、倉敷市で5月の観測史上最も多い雨の量を記録する大雨があったばかりで、調査に参加した職員はこれまでと変わったところがないか入念に見回っていました。
この日の合同調査は、市内のため池でも行われましたが、いずれも問題はなかったということです。