倉敷警察署と水島警察署は、特殊詐欺被害防止を呼びかけるメッセージが書かれたおくすり手帳を製作し、岡山県薬剤師会倉敷支部へ贈りました。
贈呈式には、倉敷警察署の佐伯政昭署長、水島警察署の高本勝利署長、県薬剤師会倉敷支部の安本和善支部長などが出席し、高本署長から安本支部長へ「おくすり手帳」5000部が贈られました。
おくすり手帳には、表紙に「その電話『サギ』かも?」と書かれ、中のページには注意すべき電話の内容や、電話があった時の対応などが記されています。
今年1月から4月末まで倉敷警察署管内では、3件の特殊詐欺被害が発生し被害総額はおよそ300万円、水島警察署管内では1件でおよそ130万円の被害がありました。
被害を減らそうと倉敷、水島、児島、玉島の4つの警察署が合同で、日常的に使われる「おくすり手帳」を活用した呼びかけを企画しました。
特殊詐欺被害防止を呼びかけるおくすり手帳は、県薬剤師会倉敷支部を通じて市内の薬局などに配られます。
また、児島警察署と玉島警察署からも県薬剤師会の児島支部と玉島支部へあわせて5000部が贈られる予定です。