連島西浦小学校の4年生が社会科授業の一環として工業用水の浄水施設を見学しました。
水島工業地帯などを中心に工業用水を供給している岡山県企業局工業用水道事務所では平成24年から毎年この時期に地元連島の小学生を招いて施設の見学会を実施しています。
今回訪れたのは連島西浦小学校の4年生37人です。
児童たちは水道事務所の職員からの水に関する説明やクイズなどを通してものづくりに欠かせない工業用水についての学びを深めました。
そのあとは浄水のしくみをビーカーで再現する実験に挑戦。
薬品を入れた泥水と何も入れない泥水をそれぞれかき混ぜごみや砂の沈殿速度を比較しました。
児童たちは薬品で水がきれいになるという新しい発見に驚いていました。
このほか、浄水過程の順番に沈殿池などの各施設を巡ったり直径1メートルほどの排水管の中をくぐって管の太さや大きさを体感するなど児童たちは普段触れることのない浄水設備を身近に感じていました。
また、児童は油の処理方法や洗剤の減量など水を汚さないために気軽に始められる取り組みも学びました。