今年度末の休校を前に思い出を作ってもらおうと玉野市の鉾立小学校で玉野光南高校の生徒が企画したミニ運動会が開かれました。
子どもたちに体を動かす楽しさを知ってもらおうと玉野光南高校体育科の生徒が企画・運営して開かれたミニ運動会には、鉾立小学校の全校児童37人が参加しました。
「ほこチーム」と「たてチーム」の2つのチームに分かれ、高校生が考案した3つの競技で勝利を目指します。
最初の競技は籠の中に玉を投げ入れ入った数を競う「盾を貫け、ゴールデンボール」です。
各チーム必死に玉を投げますが、かごの下には盾を使って邪魔をする高校生の姿が。
児童たちは盾の妨害に苦戦している様子でしたが、元気の良い高校生たちの声援を背に一生懸命に玉を投げ入れていました。
続いての競技は、ぞうきんかけで速さを競う「ホコリがとれてホッコリぞうきんリレー」です。
鉾立小の廊下を見た高校生が綺麗に掃除されていると感動したことから考案されたこの競技。
こちらの競技でも高校生たちによる妨害が入りますが、児童たちは軽快な動きでスルリと避け、勝利を目指してバトンをつないでいました。
最後は高校生を交えてドッヂボール対決が行われ、児童、高校生ともに大盛り上がりの白熱した対決を繰り広げていました。
ミニ運動会は毎年開かれていて、例年は大崎小学校と八浜小学校のみで行われていますが、鉾立小学校が今年度で休校することから今回特別に開かれました。