倉敷の夏を彩る一大イベント倉敷天領夏祭りが20日(土)、倉敷駅前の倉敷中央通りで開かれました。
約1800人が熱のこもった舞を披露し、今年から始まった総踊りでは観客も一緒になって盛り上がりました。
江戸幕府直轄の「天領」倉敷を唄った「代官ばやし」にあわせて練り歩く伝統の踊り。
今年は14団体約1000人が参加し、3つのグループに分かれて踊りました。
小さい子どもからベテランまで、幅広い世代が一緒になって楽しみます。
初めて出場した倉敷外語学院チームは、ネパール、ベトナムなど7か国の留学生を中心に約50人が倉敷で半世紀続く夏の踊りに挑戦しました。
また、第1回から参加の倉敷婦人協議会や、倉敷市役所、地元金融機関など、長く大会を盛り上げている団体も涼やかな浴衣や法被を着て息の合った踊りを披露しました。
日が暮れると、歩行者天国となった倉敷中央通りを南から北に練り歩くグループがやってきました。
8ビートのロック調のリズムが胸躍るOh!代官ばやし踊りがスタートです。
小学生やダンスチーム、医療機関など、今年は13団体855人が参加し、倉敷のメインストリートを力強く、そして華やかな踊りで彩りました。
そして、今年から新たに始まったのが総踊りです。
踊りに参加したグループだけでなく、観客も飛び入り参加で踊りの輪に加わります。
倉敷天領夏祭りの模様は生中継していて、来月12日(月)午後9時からKCT11チャンネルで再放送する予定です。