倉敷市内を中心に活動する写真愛好家グループ「やさしい写真の会」による作品展が倉敷市立美術館できょうから始まりました。
奈良時代の学者で遣唐使としても活躍した吉備真備、室町時代の水墨画家・禅僧として広く知られる雪舟。
会場には県内ゆかりの偉人など16人の像や関連する史跡を被写体にした写真がずらりと並びます。
倉敷市内在住の写真愛好家8人によるグループ「やさしい写真の会」の9回目となる作品展です。
会員たちは、それぞれの故郷にゆかりのある偉人をテーマに、県内外で撮影を行い偉人たちの足跡を思いおもいに表現しました。
西井 俊一さんがテーマの一つに選んだのは平安時代の歌人・西行です。
倉敷市曽原の清田八幡神社、玉野市の渋川海水浴場といった地元をはじめ、香川県坂出市の白峯寺にも訪れ、それぞれ表情の違う像を写真に収めました。
趣深い写真からは 各地を旅して様々な和歌を残した西行法師に思いを馳せることができます。
このほかにも 剣豪・宮本 武蔵や、紀元前 笠岡市内に滞在したという伝説が残る神武天皇など、様々な偉人に関係する写真が展示され、訪れた人は足を止めて見入っていました。
やさしい写真の会・写真展「ふるさとの人物像を撮る」は倉敷市立美術館・第1展示室で8月4日(日)まで開かれています。
なお、やさしい写真の会は現在、一緒に活動する会員を募集しています。
興味のある方は、こちらの連絡先までお問い合わせください。
連絡先やさしい写真の会倉敷市玉島爪崎225ー1
TEL 086ー525ー3686
Eメール ysk@koojin.com