倉敷市内で水彩画を楽しむ「和会」の作品展が倉敷公民館で開かれています。
会場には、50代から80代までの会員33人が描いた水彩画40点が並びます。
和会は、県内を中心に活動する洋画家・稲田和代さんを講師に倉敷市のカルチャースクール「はあもにい倉敷」で静物画と風景画の講座を開いています。
これまで講座ごとに作品展を開いていましたが、会員たちの交流を図ろうと初めて合同で開催しました。
風景画を習っている吉田展子さんは、岡山市内にある取り壊し予定のビルの中の青果店を描きました。
線には芯の太い油性の色鉛筆ダーマトグラフを使い、インパクトがありつつも懐かしさや柔らかさを感じる作品に仕上げています。
両方の講座に通う吉川せつ子さん。
こちらはクリスマスシーズンのテーブルを描いた作品です。
アクセサリーの輝きや敷物の模様の白色は塗り残すことで表現しました。
「和会水彩画展」は、9月1日(日)まで倉敷公民館で開かれています。