倉敷市内の用水路に転落した高齢者を救助したとして、市内に住む21歳の専門学校生が表彰されました。
人命救助で倉敷警察署から岡山県善行賞を伝達されたのは玉野総合医療専門学校4年の富士川智子さんです。
富士川さんは先月5日の午後1時ごろ母親と車で移動中に倉敷市平田の高さ1.1m幅1mの用水路で転落し自転車の下敷きになっていた78才の女性を発見しました。
富士川さんは自ら用水路に入り、倒れていた女性を起こし母親の呼んだ救急車が到着するまで気道の確保などの応急処置を行いました。
倉敷警察署の佐伯署長は炎天下の中専門学校での学びを生かして人命救助に当たった富士川さんの行動をたたえました。
倉敷市内では今年に入り用水路に転落する事故が208件発生、1人が亡くなっていて、警察は注意を呼び掛けています。
(倉敷市内2024年9月5日時点)