社会人野球日本選手権大会の中国地区代表チームを決める最終予選が、倉敷マスカットスタジアムで始まりました。
岡山工業高校2年生で倉敷ピーチジャックスレディースの外野手 佐藤苺衣さんの始球式で、決戦の舞台が幕を開けました。
今大会では、中国地区6チームが予選リーグと決勝トーナメントを戦い、代表2チームを選びます。
8月のJABA広島大会で優勝した倉敷市の三菱自動車倉敷オーシャンズは、予選リーグの初戦、福山市のツネイシブルーパイレーツと対戦しました。
三菱の先発・彦坂は3回、ランナーを2人塁に出して、ツネイシの4番・河野からセンター前ヒットを浴び、2点を失います。
5回までにさらに3点を失って、変わった2番手の岡田、そして3番手、玉野商工高校出身の長谷川も、ツネイシの強力打線を止められません。
中盤までに9点のリードを許した三菱は最終回、意地を見せます。
満塁のチャンスで9番・福島がレフト前への2点タイムリー。
さらに、キャプテン・猪崎も続き、3点を返します。
しかし、反撃もここまで。
三菱自動車倉敷オーシャンズは、3年ぶりの日本選手権出場に向け厳しいスタートになりました。
(ツネイシ10―4三菱)
大会は15日まで予選リーグで、16日・17日に代表2チームを決める試合が行われます。