来年開かれる瀬戸内海の島々や港を舞台に行われる現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」を前に玉野市にある玉原小学校の児童が会場の1つである宇野港のアートを鑑賞しました。
瀬戸内国際芸術祭のアート作品が点在する宇野港にやってきたのは玉原小学校の1・2年生31人です。
児童たちは宇野港周辺で採取したゴミや不用品で巨大な魚を作った作品「宇野のチヌ」とノルウェー船のスクリューに鉄の廃材を組み合わせた立体作品「舟底の記憶」を鑑賞しました。
鑑賞会では作品を見て感じたことなどを言葉で表現して意見交換をする「対話型鑑賞」の体験も行われました。
先生からの「この作品からはどんな音が聞こえる?」という質問に対し、児童たちは見えたものや色から感じたことを擬音などを使って一生懸命表現していました。
瀬戸内国際芸術祭(2025)は来年の4月18日(金)から春、夏、秋の3会期にわたってあわせて107日間開かれます。