倉敷市議会9月定例会は地震や浸水への備えを強化する費用などを盛り込んだ一般会計補正予算案など可決し、閉会しました。
倉敷市議会9月定例会には44億円あまりの一般会計補正予算案などを含む40議案が提案され、すべてを可決しました。
主なものでは巨大地震に備えて住宅の耐震診断などを行う費用を補助する制度の受付数を増やすための費用に1340万円。
また浸水対策として児島地区の福田東排水機場や水島地区の樋の輪樋門の改修工事などで3億700万円を充てます。
このほか、児童生徒の増加に対応するため、倉敷第一中学校の校舎増築に4900万円と柳井原小学校のプレハブ校舎設置に8500万円を計上しています。
また水道料金について人口減少による料金収入の減少や物価上昇や設備の耐震化に対応するため来年1月から10%、再来年1月から20.82%値上げする条例改正案も可決されました。
追加議案として国民宿舎良寛荘の指定管理者の公募が不調だったため委託期間を5年間から3年間に短縮し委託料も2500万円上乗せする債務負担行為の変更議案も提案され可決されました。
最後に議員発議として正当な理由なく長期間会議を欠席した場合に議員報酬と期末手当を支払わない条例改正が提案され可決されました。
10月1日から施行されます。