総社市内の事業所が火災が発生した際の消化技術や救命技術を競う「総社ファイヤー・セービング大会」が開かれました。
大会には、総社市防火協会に加入している市内の事業所から女性9チーム、男性13チーム44人が参加しました。
競技は、職場の建物から火が出たという想定で行われ2人1組になって、119番通報と消火器を使った初期消火活動を手分けして取り組みます。
初期消火を終えた後、建物内で倒れている人を発見。
すぐさま心臓マッサージをしながら、AEDを使って電気ショックを与え救急救命にあたります。
審査は消防職員が行い、正確さやスピード、安全性などを採点します。
参加者は、大きな声ではっきりと伝えたり器具の正しい使い方などを意識したりしながら競技に取り組んでいました。
この大会は、火災が発生してしまった時の初期対応の定着と技術の向上、そして事業所の防火意識の啓発を目的に、総社市消防本部と市の防火協会が主催して開きました。
なお、審査の結果、女性チームは総社市役所(初)男性チームはヒルタ工業(2年連続3回目)が優勝しました。