この日曜日の13日にボクシングWBA世界フライ級王者のユーリ阿久井政悟選手が2度目となる王座防衛戦に臨みます。
試合を前に地元・倉敷で意気込みを語りました。
「とりあえず勝つことに集中して流れでKOできれば」6日、約1カ月間にわたる東京都の拠点・帝拳ジムでのスパーリング合宿を終え、地元・倉敷に戻ってきたWBA世界フライ級王者・ユーリ阿久井政悟選手。
この日曜日の13日に東京都の有明アリーナで開かれるタイトルマッチで2度目となる防衛戦に臨みます。
相手は、タイからの挑戦者・世界フライ級8位のタナンチャイ・チャルンパック選手。
ユーリ選手は、ボクシングだけでなくムエタイも得意とするタナンチャイ選手の反応速度と手数の多さに警戒が必要だといいます。
ユーリ選手は今年1月に行われたWBA世界フライ級のタイトルマッチでアルテム・ダラキアン選手に勝利し岡山県内のジムに所属する選手としては初となる世界チャンピオンに輝きました。
さらに5月に行われた防衛戦ではWBA世界フライ級3位の桑原拓選手を下し、初防衛を果たしています。
ユーリ選手が所属する倉敷守安ボクシングジムの守安竜也会長はKO宣言に期待を寄せています。
期待を寄せるのは守安会長だけではありません。
世界チャンピオンとなってからは倉敷市スポーツ栄誉章や現在住んでいる玉野市から文化・スポーツ顕彰が贈られるなど地元の人たちもチャンピオンの功績を讃えています。
この日も、プロデビュー当時から10年以上もユーリ選手の試合を見守ってきたという倉敷北中学校時代の恩師が激励のためジムに訪れていました。
ユーリ選手2度目となる防衛戦は13日(日)に東京都の有明アリーナで開かれます。
地元のファンの期待、家族の応援を背に試合に臨みます。