倉敷市の児島郵便局に24時間使える電気自動車の急速充電器が設置されました。
倉敷市が進めるゼロカーボンシティの実現に向けた取り組みの一環です。
児島郵便局が駐車場の一角を提供し、電気自動車向けの充電サービスを手掛ける会社Terra Chargeが600万円を投じて急速充電器を設置しました。
30分の充電で150km走る電気が車のバッテリーに満たされます。
料金は1分あたり38.5円で、キャッシュレス決済専用です。
郵便局の営業時間だけでなく、24時間利用できます。
郵便局への設置は岡山県だけでなく、西日本エリアでも初めてということです。
倉敷市は、2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を掲げています。
そこで、三菱自動車工業と電気自動車の普及促進を図ろうと2年前に協定を締結しました。
その枠組みに日本郵便が加わり、倉敷市内への充電器設置を検討していたところ、充電サービスを手掛けるTerra Chargeの協力を得たことで実現しました。
電気自動車の急速充電器は、倉敷市内に約30台設置されています。
倉敷市などは、カーボンニュートラルだけでなく災害時の電源確保なども目的に、今後も普及への取り組みを進めていくということです。




